Our Vision

世界初の汎用コンピュータと言われるENIACが登場してから、100年という時間が見えて参りました。 社会の情報化、そして情報技術の進展は、これまでわれわれ人間が経験してきたものごとの中でも、ずいぶんと激しいスピードで変化し、進んでいるようです。

ここしばらくは、データの時代だと言えるかもしれません。 人間の頭では追いつかないほどの情報を、機械で計算してしまおうという趣向も盛んで、毎日いろいろなニュースが飛び込んできます。 これは、過去にはできなかったことですから、一度そのような時代を経験してみることは、十分な意味があるように思います。

他方で、これは小生の勝手な思い込みにすぎませんが、膨大で広範な情報に出会った時、人は、それを逐一取り扱うことはせず、抽象化あるいは一般化という思考を通じて、うまく生きてきたようにも思うのです。

何千年、何万年の時を経て、現在のわれわれがあることに想いを馳せると、情報化に対するわれわれの経験は、まだまだ出発点にすぎません。 それでも、短いわれわれの経験の中ですら、なにがしかの不自然や、本来やるべきことをサボるための情報化、いわば手抜きを感じる場面が、増えつつあるようにも思います。

データ至上の流れも、やがてひと段落し、人間の持つ抽象化あるいは一般化の力と、機械の持つ膨大な計算力を、調和的に活用する時代が来ると考えています。 当社は、そのような時代の流れの中で、お客様のご期待にお応えし、ご相談のお相手となりたい、そう考えながら日々研鑽を重ねております。

当社グループは、最先端の研究開発と考察を担当する レクシア情報科学株式会社 と、安定した技術で情報基盤の安心安全をご提供する 株式会社Veauget Japon の二社体制で、お客様のお役に立てますよう、取り組んで参ります。

代表者ご紹介

村岡 宏隆
東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。
米国および欧州のIT企業を経て、現職。
在職中に、東京医科歯科大学大学院博士課程にて分子医学を学ぶ。また、大学卒業後、辻調理師専門学校および東京・パリ・香港で料理を学ぶ。
所属: ACM / ACM SIGAI / ACM SIGMODCognitive Science Society人工知能学会